家族で買い物へ行き、自宅へ帰ってきた時のことです。うちではメインのカギとは別に、補助錠としてICカード式のロックを導入しているのですが、先に玄関へたどり着いたババがそのカギが開かないと言い出しました。何度やっても、カギが開かないどころか認識すらしてくれないのです。重たいものはないとはいえ荷物もあり、早くカギを開けて家に入りたいのですが、依然としてカギはうんともすんとも言わず…。パパと二人で「なんでだろう…」と頭を抱えていたところに、遅れてママがやって来ました。そして一言、とても衝撃的なことを言ったのです。「パパ、それタスポ」と。その言葉を聞いてパパと私は顔を見合わせて苦笑い。そりゃ一生懸命かざしても開かないわけです。タバコの自動販売機でしか使えないですから…(笑)
その後正しいカードをかざしたら、すんなり解錠。悪いのはカギでもカードでもなく、間違えてタスポをかざしていたパパと、すぐ隣にいたにも関わらず気付かなかった私でした。カギが壊れてると思って業者に電話しようかと思っていたところだったので、無駄なことをせずに助かりました。業者もいい迷惑ですしね。ちなみにママは、呆れたように笑っていました。
買い物疲れが吹き飛んだような、反対にドッと疲れたような、なんとも言えない感情に包まれましたね。パパは今度から、カードをかざす前にちゃんと確認するようにするそうです。